FUJJ GT 500km RACE

今年も行ってきました。富士500kmレース。

今年から500の方はDTMとの共通化を図った新しい車両規定となり、
シャーシ・エンジンともに新設計。
(エンジンはスーパーフォーミュラと共通・2リッターターボのNRE)

そのおかげで最高速のレクサスSC、コーナリングのホンダHSV、
そしてその中間のオールラウンダー・ニッサンGT-Rといった
これまでの勢力図も一新。

共通モノコックの他足廻りやミッションなど3社共通パーツも数多く、
その中でトヨタとニッサンはオーソドックスにFRレイアウト。
ホンダは独自路線でMRレイアウト+ハイブリッドとなっている。

合同テストではGT-Rが優勢と思われたけど、
初戦・岡山ではレクサスRC Fがワンツー・フィニッシュ。
ホンダはNSXコンセプトGTの開発で
遅れをとっているといったトコロ。

第二戦・富士では予選から他を寄せ付けないぐらいのニッサン無双。
特にカルソニックGT-Rを駆るJPオリベイラが絶好調で、
ストレートスピードは300km/hオーバー。
予選上位はニッサンGT-Rが独占。

逆にホンダNSXは富士用に準備した高速型エンジンが絶不調。
パワーが出ずにレスポンスは低下という状態で、
全チーム予選Q1敗退。

300の方もやっぱりGT-Rが優勢。
かと思いきやスバルBRZがセクター3で多きくタイムを縮め
予選2番手をゲット。3番手はホンダCR-Z GT。
あと予選はふるわなかったけど富士を得意とするプリウスや、
去年のJAFグランプリの勝者・マクラーレンMP4-12C、
FIA-GTの外車勢ではBMWやベンツSLSも外せないといった
あいかわらずの混戦模様。

晴天の富士スピードウェイ、午後2時からレースはスタートです。
順当に行くと思われたレースですが、波乱の連続。
好調だったニッサンのチームに次々襲い掛かる魔の手。

No.46 MOLA GT-Rは左F廻りから出火してストップ→リタイア。
No.12 インパルGT-Rはピット作業やら300との接触やらで首位を
No.23のMOTUL GT-Rに明け渡す。
そのMOTUL GT-Rもマシントラブルでペースダウン。
その隙にトップを取り戻したインパルGT-Rですが、
最終スティントでコース上のタイヤカスをピックアップして
ペースダウンを余儀なくされる。
 
最終的にはJPオリベイラが後続を引き離してポールtoウィン。
2位は終始コンスタントに走ったNo.1ZENT RC Fの立川・平手組。
3位は同じくトヨタのNo.6 エネオスRC Fの大島・国本組でした。

ホンダ勢は5台中4台が
マシントラブルでリタイアという残念な結果。

300の方はやはりポールスタートのNDDP GT-Rがトップを取るも
4週目にNo.88のランボルギーニが1コーナー手前で大クラッシュ。
セーフティーカーが入る。
レース再開後はNo.31 OGTプリウスがペースを上げてきてトップを奪うが、
さらなるペースアップをしてきたNo.2マクラーレンの加藤選手がトップを奪う。

MOTUL GT-Rの火災でセーフティーカーが入っている間に
一回目のピットを済ませるかどうかでまた明暗が分かれる。

トップのマクラーレンはドライバーチェンジまでに
マージンを稼ぐ必要がある為、当然ステイアウト。

去年の不調がウソの様に快走を続けるマクラーレンMP4-12C。
特にストレート後半の伸びがものすごく、
GT500のNSXよりも速いんじゃないか?と思うくらい。
最終的に後続に対して6秒以上の差を広げる。

ただこの速さの代償として燃費が悪いらしく、
ピットストップの給油時間もものすごく長い。
貯めた貯金は一気に使い果たす。

2回のルーティンピットを終えたあたりでトップに立ったのは
No.5の無限CR-Z GT。
それに続くのはそれまで動きが目立たなかったNo.4 初音ミクZ4。
レース戦略のうまさには定評があるチーム&ドライバーとはいえ、
今回の富士ではどうかなと思われていたのですが、
そこはやはり谷口・片岡のベテランコンビが
シブい仕事を決めてくれます。

さらにラスト担当の片岡選手が前を走る無限CR-Zに対して、
一周につきコンマ数秒のペースで差を縮めていく。

その執念に対して勝利の女神が微笑んだのか、
無限CR-Zがダンロップコーナーで痛恨のスピン。
ここでトップに立つミクZ4。

だがNo.11ゲイナーSLSの
ビヨン・ビルドハイム選手というさらなる強敵が追い上げてくる。

1コーナーへの侵入から最終のパナソニックまで、
ありとあらゆる所で隙あらばと仕掛けてくるゲイナーSLS。
ラスト6周のテールtoノーズの壮絶バトル。

荒れに荒れたこのレースの勝者はビルドハイム選手の猛追を、
巧みなブレーキングとブロックでしのぎきった片岡選手。

ウェイトハンディがある為、連続で勝つ事が難しいSuperGTで
前回の岡山に続き連続優勝となるNo.4初音ミクZ4。
どんだけ勝利の女神に愛されているんだ、このチームは。

画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

かわいい かわいい

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック